【長B3サイズ】大きめサイズで目立つチラシを作ってみよう!
新聞に折り込まれているチラシにはさまざまなサイズがあります。その中でもっとも一般的とされているサイズがB4サイズのチラシです。しかし、B4サイズよりも大きな長B3サイズのチラシを採用する企業もあります。そこで本記事では、長B3サイズでチラシを作製するメリットについて解説します。
新聞の折込チラシにはB4サイズが一般的
新聞を活用した広告方法に、折込チラシと呼ばれるものがあります。折込チラシとは、配達される新聞の間に挟まっている広告のこと。スマホやパソコンが普及し、新聞を取る世帯が少なくなっている現在でも、折込チラシを活用する企業は多くあります。なぜなら折込チラシには、デジタル広告にはないメリットがあるからです。
たとえば、新聞の特徴を生かして店舗の周辺に住んでいるターゲットに絞って広告を配布できることに加え、主婦やファミリー層、高齢者層にアピールしやすいという魅力があります。
また、折込チラシは新聞社の校閲を通過した広告のみが採用されています。そのため、ネット上の広告よりも情報の信頼性が高く、顧客からも有益な情報として認識されているのです。折込チラシを配布すると、チラシの種類によってはネット広告よりも圧倒的に高い広告効果を生み出す場合があります。
つまり、折込チラシはターゲットや業種によっては効果的な広告方法なのです。そして、折込チラシは目的によって自由にサイズを選ぶことができます。なお、一般的なチラシはA4サイズが主流であるのに対し、新聞の折込チラシはB4サイズが主流です。
その理由は、B4サイズの折込チラシが新聞にもっとも綺麗に収まるサイズだから。具体的には、新聞のサイズがB3よりも一回り大きいサイズとなっており、新聞が配達される2つ折りにするとB4サイズの広告が綺麗に収まるようになっているのです。そのため、折込チラシでは全体の60%がB4サイズとなっています。
サイズを大きくすることによるメリット
新聞の折込チラシではB4サイズがもっとも主流となっていますが、あえてサイズを大きくすることでより高い広告効果を期待できる場合があります。しかし、折込チラシのサイズを大きくすれば必ず高い広告効果を発揮するというわけではありません。そこで、サイズごとの傾向を知り、サイズを大きくすることで高い広告効果を発揮できるかを事前に知っておくことが大切です。
まず、B4よりも大きいチラシサイズにはB3とB2があります。もちろん、用紙のサイズが大きくなる分、B4よりも配布料金が高くなります。しかし、サイズが大きいことで他社の広告よりも圧倒的に目立つのです。細かな情報をたくさん載せるのではなく、イメージや利用シーンなどを写真や絵で掲載し、印象に残る、目に留まる広告にしたい場合に最適な大きさといえるでしょう。
B3サイズのような大きなチラシが適している業界・内容は、大型ショッピングモールや家電量販店のセール広告、自動車の新車広告、旅行会社のツアー広告などが効果的であるといわれています。つまり、費用に見合う集客が期待できる場合は、他社の広告よりも目立つ分、非常に大きな広告効果を期待できるのです。
サイズを変えてほかのチラシと差をつけよう!
折込チラシは何を訴求したいか、ターゲットは何か、予算や業界によって慎重にサイズを検討しましょう。
なぜなら、サイズによって配布料金が変動することに加え、ターゲットに与える効果も変わるからです。たとえば、折込チラシでもっとも主流のB4は、新聞の紙面の半分という収まりのいい大きさと、ある程度大きな紙面のスペースが確保できるという魅力があります。配布料金がもっとも安いということもあり、広告としてのバランスのよさからさまざまな業界で使用されるサイズです。
一方、B3やB2といった大きなサイズは他社よりも圧倒的に目立つことが最大のメリットといえます。ただしサイズが大きい分、配布料金にコストがかかるので、集客が期待できる業界に適しているといえるでしょう。
また、あえてB5、B6といった小さなサイズを活用する折込広告もあります。そして、小さなサイズ採用することのメリットは、手元に保管しやすいということです。そのため、クーポンがついているエステサロンやジムの広告、いつか利用するかもしれない水道修理業者や不用品回収などの広告は、あえて小さいサイズを採用することがあります。
つまり、折込チラシは目的や訴求内容によってサイズを決めることが大切であり、あえてサイズを変えることで高い広告効果を期待できるのです。
新聞の折込チラシはさまざまなサイズがあり、もっとも主流のサイズはB4です。しかし、あえてB3などの大きなサイズを選択するケースもあります。なぜなら、B3のような大きなチラシは、他社よりも目立つことができ、ターゲットの目に留まりやすいからです。業界やターゲット、目的に応じてサイズを検討することで、従来よりも広告効果を高めることが期待できますよ。ただし、配布料金が高額になることがあるので注意しましょう。