デザイン制作にもサブスクがある!?定額で利用できるメリットとは
ここ数年で、サブスクという言葉をよく聞くようになりました。定額で利用できるのが魅力のサブスクは、さまざまな分野に広がっています。今ではデザイン制作の現場でもサブスクが利用できるのをご存知でしょうか。そこで今回は、デザイン制作をサブスクで利用するメリットについて解説します。また、デメリットについても紹介しましょう。
デザイン制作もサブスクの時代
サブスクと聞いて音楽や動画の配信、ファッション、美容グッズなどを思い浮かべる方もいると思います。しかし、デザイン制作においても、今やサブスクが登場しています。ここでは、デザイン制作におけるサブスクの特徴について説明します。
■サブスクとは?
サブスクとは、サブスクリプションという英語を略した言葉です。今では、定額料金で使い放題となるサービスのことをサブスクと呼ぶようになりました。特に広く親しまれているのは、ドラマや映画が好きなだけ見られる動画のサブスクではないでしょうか。また、音楽のサブスクも人気です。
しかし、サブスクが利用されるサービスはますます広がっています。食事やワーキングスペース、ブランドアイテムなど、多くのジャンルでサブスクが導入されるようになってきているのです。
■デザイン制作でもサブスク
そんな中、デザイン制作の分野でもサブスクが登場しました。多くの会社では、紙のメディアやWEBメディアにおいて、ちょっとしたデザインが必要なことも多々あります。自社のスタッフにデザイナーがいればよいですが、いない場合はデザイン制作を外部に依頼することになります。プロに頼めばクオリティが高いデザインが実現できるからです。
ただ、専門のデザイナーに外注すると、高いコストがかかる傾向があります。そんなときにデザイン制作のサブスクが便利です。定額料金であるサブスクなら、コストを抑えながらデザイン制作を依頼できるのです。
デザイン制作のサブスクを利用するメリット
それでは、デザイン制作をサブスクで利用する場合はどんなメリットがあるのでしょうか。
■定額料金である
サブスクの最大のメリットは、やはり定額料金であることです。たくさん利用すると料金が高額になるという心配がありません。定額制なので、利用すればするほどお得になります。
また、定額制であるので予算が立てやすいのも大きな魅力です。見積もり依頼する手間も省けます。デザイナーに外注する一般的な方法や、自社スタッフをデザイナーとして育成するよりも、サブスクならコストは抑えられます。
■気軽に利用できる
試しに利用したみたいと言う場合にもサブスクはおすすめです。最短で1か月更新できるサービスもあるので、まずは短期間だけ試せます。会社の業務が忙しくなる年度末だけなど、スポットで利用することも可能です。これまで自社で採用してきたデザインとは違うテイストのデザインが欲しい場合も便利です。
■生産性が上がる
サブスクを利用すれば、デザイン業務を割安な価格で外部に任せることができます。自社のスタッフはデザイン以外の仕事に集中できるので、生産性アップにつながるのです。デザイン制作に強いスタッフがいないのならば、サブスクで利用するのが便利です。
デザイン制作のサブスクを利用するデメリット
サブスクのメリットについて紹介しましたが、反対にデメリットはあるのでしょうか。便利なデザイン制作のサブスクにも、気をつけたいことがあります。
■契約期間に制限がある場合も
先ほど最短1か月から利用できるサービスがあると説明しましたが、数か月間は契約しなければならないという決まりがあるサービスもあります。ですから、最低限の契約期間は何か月なのか、よく確認しておきましょう。契約期間が長い場合は、その間の料金を支払わなければなりません。
また、デザイン修正に応じる回数について、制限がある場合があります。また、サービスによっては納品までに時間がかかる場合もあります。後悔しないためには、契約条件をよく調べて契約するかどうかを検討してください。
■デザイン制作しか頼めない
基本的にはデザイン制作のみに対応しています。つまり、トータルで丸投げしておまかせできるわけではないのです。ですから、どのようなデザインにしてほしいのか、依頼するときに丁寧に説明する必要があります。お互いのイメージをすり合わせるための手間はかかってしまいます。
■制作実績を確認
デザイン会社によって得意な対応ジャンルを持っていることもあります。たとえば、WEBよりも、チラシやリーフレットなどの紙のデザインにおける制作実績の方が豊富である会社もあるのです。HPなどで過去の制作実績を公開している場合もあるので、チェックすることをおすすめします。
サブスクといえば、この数年で急速に注目が集まった便利なサービスです。リーズナブルな料金で利用できるメリットもありますが、その一方でデメリットもあります。また、デザイン会社によって提供しているサービス内容は異なります。選ぶときは、各社の契約内容と料金を比べてみることをおすすめします。デザイン制作の外注を考えているなら、ぜひサブスクでの導入を検討してください。